メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

ラインケアとセルフケア

 メンタルヘルスマネジメントにおいては、4つのケアというものがあります。「セルフケア」「ラインケア」「事業所内産業保健スタッフ等によるケア」「事業所外資源によるケア」の4つです。セルフケアは言葉の通り自分自身(セルフ)によるケアです。「あれ?なんか変だな?」と心も含めた自身の体調変化にいち早く気が付けるのは何といっても自分自身ですので、ここでセルフケアの知識を培っておくことは、生きていく上でも非常に有益なことだと思います。メンヘルに限らず、健康管理すべてに当てはまるでしょうね。もちろん、素人判断で病気を決めるのはダメですが。

 私自身はセルフケアはもとより、ラインケアに力を入れていました。ラインケアとはライン、すなわち組織の縦の繋がりで、例えば上司が部下の異変に気が付くとか、部下から相談を受けるとかです。その過程の中で上司の裁量で解決できるものは進んで実行すれば良いし、自身の知見で悩んでいる部下や同僚に情報提供やアドバイスをするといったことも結構です。そして、肝心なことは上司自身だけで抱え込まないこと。自分の裁量ではどうしようもない案件であれば、さらに別のライン、それが産業保健スタッフであり、人事労働担当であったりします。上司はそのつなぎ役となるわけですね。管理者だけでなく、一般従業員の方もこのラインケアという考え方を知っておけば自身のセルフケアでどうしようもないときに、次にどう動けばよいか判断がつきやすくなります。そういったことからセルフケア・ラインケアの知識は組織人として知っておいた方がよい知識だと考えます。

 前回のブログで私自身の振り返り的なことを綴りました。思えばラインケアに気合を入れ過ぎて、肝心の自分自身のセルフケアが疎かになっていたのだと気づきました。改めてセルフケアってどういうものがあったのか。もう一度おさらいすることは大いに意味あることだと思います。

 厚生労働省のHPでは、セルフケアとして「体を動かす」「今の気持ちを書いてみる」「腹式呼吸をくりかえす」「なりたい自分に目を向ける」「音楽を聴いたり、歌を歌う」「失敗したら笑ってみる」などが紹介されています。別にこれを倣ったわけではないのですが、この療養期間中に新たに始めだしたことがあります。まずはラジオ体操、そしてこのブログです。ラジオ体操は第一~第三まで通しで実施。結構運動量もありますし、何より面白い。第三とかは笑いながらやってます。とにかく面白いので。ブログは以前からやろうとしていたのですが、長続きしないまま放置していました。で、メンタルダウンしたことを切っ掛けにメンヘルをテーマに療養期間中に頭の中に浮かんでくることを何となく綴っていたら意外と続いているというわけです。こういうこと一つ一つがよい気分転換にもなるので、改めてセルフケアの重要性を感じています。

 では、また次回にて。

 byよそふる