メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

事業者と管理監督者

「長月や つくつく法師の 鳴き時雨」

 台風11号の影響もあってか、今日はムシッと暑い一日でしたが、やはり季節に移り変わりを感じます。日中外出したとき、とある公園を探索中、至るところでツクツクホウシの大合唱。よく聴いてみれば合掌というより輪唱ですね。一匹が鳴き終わりそうになったら、次の一匹が鳴きだします。風情がありますね~。

 職場復帰から体調回復も順調に進み、少しずつ時間外勤務を行うようになってきました。徐々に仕事量も増えそれなりに忙しくしている毎日です。ついついブログ更新が停滞してしまいます。しばらくは1週間に1~2回ペースになりそうです。じっくり、じっくり。

 今年もメンタルヘルスマネジメント検定を受けようと思い、再び勉強モードに入っています。3年連続落としているので、今年は何とかクリアしたいところです。その中で気になるキーワードが出てきました。『事業者』と『管理監督者』です。

 労働安全衛生法などの労働法によれば、それぞれの意味合いは次のとおりです。

   事業者・・・事業を行う者。労働者を『使用』する者

   管理監督者・・・事業の種類に関わらず監督もしくは管理の地位にある者

 こういった言葉の定義はとても大切です。特に労働審判など司法の場になったときには法律に基づいた判決がなされますので、その当事者がどの立ち位置にあるかということは極めて重要です。

 私が気になってしまったのは、自分自身の立ち位置なのですね。私は現職場で管理職の立場にあります。従業員を管理する地位にあります。ですので、管理監督者であると自認しておりました。しかしながら、労働基準法によれば管理監督者には法律で定める「労働時間」「休憩」「休日」の規定が適用されないとなっているそうです。ここで、「んんっ?」となってしまいました。

 私自身が中間管理職という性質上、使役される立場でもあり、いわば一人の労働者であり従業員でもあります。つまり管理はするけれども管理もされる立場です。そして労基法で定めている規定を補償されている立場にあります。すなわち法律で定める「労働時間」「休憩」「休日」の規定が適用されているのですね。

 はたして法律的な『管理監督者』に私はなり得るのでしょうか?その役職がある上は労働法に基づく何かが生じた際には基本、前面に立って各種対応を実施している立場なのですが・・・?

 現在、努めている会社は従業員数が多いため組織構造が相当数の多層構成になっています。そのため、私のような中途半端な立ち位置の管理職が多々いるわけです。実運用上、大きな問題は“今のところ”発生していないのですが、少しモヤモヤするので、自分なりにもうちょっと深堀りしていきたないなと考えているところです。

 これからメンタルヘルスマネジメント検定の勉強をしていく中で、知識の習得だけでなくできるだけ実業に照らし合わせて、実践につなげていきたいところです。そして、こういった疑問に思ったことや気づいたことをこのブログでも綴っていくことで、さらに理解を深めていけると思っております。

 では、また次回にて。

 byよそふる