メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

続ストレスコーピング

 前回のストレスコーピング記事の続きです。ストレスコーピングとはストレスに対する対処のこと。そのコーピングには、認知の修正・ストレッサーの除去・リラックス・エクササイズの4種類に分かれます。認知の修正は刺激をストレッサーに変化させないようにすること。ストレッサーの除去は名前のとおりストレッサーそのものをなくすことです。

 リラックスとエクササイズはイメージつきやすいですね。リラックスは不安や怒り、抑うつといった負の感情を一時的に解消する方法です。休日にぼーーーーっとすることもリラックスです。療養期間中はぼーーーーっとしましょう。頭が活性化している状態だとこれが結構難しいです。直接的な方法ではリラクセーション法があります。この種類は多様で呼吸法とか、漸進的筋弛緩法、マッサージ、アロマテラピー、ヨガ、等がありますね。整骨院とかホットヨガスタジオとかが流行っているのもこういうリラクセーションを提供するためであり、世の中がそれを欲しているということの表れなのだと思います。

 エクササイズ。有酸素運動です。身体的興奮を生じさせるコラチゾールという物質があるそうですが、エクササイズはこのコラチゾールを消費させる効果があります。心身の安定のためには適度にコラチゾールを消費させる必要があるそうです。メンヘルの状態ではコラチゾールも体中にかなり溢れているのかもしれません。代表的な有酸素運動には、ウォーキング、サイクリング、ゆったりとした水泳などがあります。要はハードでない運動ですね。こういうエクササイズを習慣化されている方は適度に身体のコラチゾールを消費させ心身を安定させているということです。

 自分自身の身に降りかかるすべてのストレッサーを取り除く(ストレッサーの除去)ことができればそれに越したことはありませんが、生きていく上で取り除けれないストレッサーは必ずといって存在します。ですので、ストレッサーの除去以外のコーピング手法も是非身に着けた方が良いです。

 私自身は何事もポジティブに楽観的に前向きに考える(認知の修正)という手法を磨いてきました。これは今回でなく、過去数回メンタルダウンした経験から培ったものです。しかし、今回久々にメンヘルになったことから、まだまだこれらのコーピングを使い切れていなかったと振り返っています。リラックス、エクササイズもより生活習慣に取り入れる。例えばラジオ体操を毎日するだけでもかなりの効果があります。実際、身体にも良いです。

 自分自身の勉強も兼ねてストレスコーピングのことを綴ってきましたが、改めてまだまだやれることはあるなぁと感じました。こういうことの積み重ねがストレス耐性をさらに身につけ、上手に生きていく知恵を高めていくのだと思います。

 では、また次回にて。

 byよそふる