メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

休職期間の収入

 今回は休職期間中のサラリー収入について綴ってみます。メンヘルでの病気療養で休職を許可されたとは言え、肝心のサラリー収入がどうなるのかというのは大きな関心事になると思います。言い方を変えれば、収入がなくなり生活を続けることが困難になるため、どんなに身体がしんどくても休みたくても休めない、という方も結構おられると思います。本当に辛いところであり切実な問題です。

 以前のブログ記事にも綴りましたが、企業にお勤めの方は勤務先の就業規則をしっかり押さえておくことが肝要です。病気休暇・休職制度はあるか?あるのであればその期間は最大何日まで出してもらえるか?休暇・休職期間中のサラリーはどうなるか(有給か?無給か?)といった具合です。

 就業規則とかを真剣に把握している人ってどれくらいいるのでしょうね?国の制度などと同じく、普段は何も気にしていなく、いざその状態にぶち当たってしまったときに慌てて調べるという方も多いと思います。しかしながら、備えあれば憂いなし。自分の勤めている会社の就業規則は休暇・休職だけでなく、就業するための多くの決まり事が網羅されていますので、しっかりと押さえておくことは重要です。その内容は余程のアングラな会社でない限り労働基準法労働安全衛生法といった法律を遵守している内容になっているはずです。でないと、法律違反で罰せられるので。

 休暇・休職期間中が有給となっている会社にお勤めであれば安心できますね。少なくとも期間中はある程度まとまった収入を得られることが確約されています。無給の方は申し訳ないが辛い状況になります。病気休暇でなく、年休(年次有給休暇)、いわゆる一般的な有給を使う手もなくはありません。が、年休も日数に限度がありますし、後のことを考えると年休は残しておいた方が賢明です。復職後に休まざるを得ないときに利用しますので。

 休暇期間中が無給となる場合の対処としては、健康保険から支給される傷病手当金を活用する手があります。確か、休み始めて連続して4日以上~最大1年6か月の支給期間だったと思います。基本給の全額支給ではありませんが、それなりにまとまった収入が確保されるので多少気は休まります。

 収入不安定となれば、それはそれで新たなストレッサーとして頭を悩ませることとなり、折角のメンヘル療養が療養にならなくなります。そういう面からもお金にまつわる話は大変重要です。メンタルヘルスは誰でも罹る可能性がある病気。こういう知識を知りえておくことは非常に有益なことだと思うのです。

 では、また次回にて。

 byよそふる