メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

人間だもんね

 ツイッターもやっています。今日流れてきたタイムラインで、フォローしている方のツイートより。

「どんなにメンタルが強い人でも長期的に精神的なダメージを受けると『心理障害』を受けます。家で暖かくして何もしない『おうち入院』という考え方をぜひ取り入れて心を回復してくださいね」

 この方のツイートはメンタルヘルスで悩んでいる方へ一筋の光を照らす温かい文章が多いです。おそらく同じような経験をされてきたのでしょうか。すごく寄り添っていただけますね。

 今回の私のメンヘルとなったストレス要因は職場での仕事のやり方でした。管理監督者というそれなりの役職についているにも関わらず、自分自身の裁量権がほとんどない状態で色々な問題が起こりまくっている。なんとか対処、改善をと立ち向いますが、自分が企てた方策は認められず、言われたことのみを遂行するしかない日々。そのやろうとしていることは、現場の声を無視した机上の空論での無為無策。ゆえに実行しても意味がない、どころか逆行し、益々、現場と上層部の気持ちが離れていく未来が見えることへの虚しさ。その虚無感を押し殺して気丈に明るく振舞ってきましたが、限界は超えてましたね。それがメンヘルとなり、鬱病を併発したわけです。

 心身の異変に気付き、産業医保健師と面談し専門医で診察を受け病気療養に入るという、我ながら上出来のセルフケア(広義)でしたが、もっと早いうちに前述のツイートに巡り合っていれば、もっと早く行動を起こせていたかなとも思います。今の自分の心境で言えば、メンヘルで悩んでいる多くの方々にこのツイートを伝えたい。所詮、人間なんですよね。どんなに経験値を積んで、ストレス耐性を身につけてもヒットポイントが削られていけばいつかは瀕死状態になります。ちゃんと宿屋に戻って休憩しないとヒットポイントは回復しないわけですよ。

 主治医の診察を受けた当初は、すぐに病気療養ではなく投薬をしながら仕事に行っていました。その間のことを「ガソリンを注入しながら、高速道路を走っているようなもの」と先生に例えられました。ともかく療養すること。休むこと。そして投薬(ガソリン注入)すること。これが鬱病治療の基本の”き”ですね。身をもってよく理解できました。人間ですもの。しんどいときは休みましょう。

 では、また次回にて。

 byよそふる