メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

周囲の気遣い

 自分自身がメンタルヘルスになり、病気療養を経て復帰してから感じること。それは周囲からの接し方です。周囲に見える形で長期療養に入ったことで、細かい事情を知らなくても大抵の状況は大なり小なり周囲の方は察しています。それだけに復帰してからの周囲の反応はちょっと興味深いところでもあります。接せられて初めて「あ~、こういう感じね」と見えてくる面がありますね。正直なところ、こちらからも観察させてもらっている側面もあります。それはそれで不謹慎かもですが、人間観察という意味でも面白い部分もあります。

 そもそもメンタルヘルスになった方にはどのように接したら良いのでしょうか?メンヘルの方への接し方ポイントは大きく3つです。➀無理強いしない、➁受け入れる、③励まさない。これだけ押さえておけば大抵大丈夫かと思います。そして、メンヘルから復帰した人には気を遣わずに今まで通り接すれば良いです。変に気を遣われると逆にギクシャクしますね。こちらが気を遣ってしまいそう。遣わないけど。

 面白いもので、メンタルヘルスになった方をまるで腫れ物に触るかのように慎重に接する人とか、極力関わらないようにしようとする方は、その行動が顕著です。当人はそのような気遣いをしていることを隠しているかもですが、あからさま過ぎてバレバレです。なぜか、療養に入る前の接し方と全然違うからです。

 私の場合がまさにそうですね。以前にように接してくれれば良いのですが、何かしら引っかかるものがあるのでしょうか。ま、推して知るべしです。その人自身がストレッサーになっていたという無意識の自覚があるのかもしれませんね。自覚してくれているのなら大いに結構。おかげさまで復帰したとの職場コミュニケーションにあまりストレスを感じませんね。ストレッサーが近寄らないから当たり前と言えば当たり前です。

 また、メンヘルの方への接し方が上手い人は全くもって今まで通りの対応です。裏表なく今の状態を話すこともできますし、そういう話を聴いても上手く受け流すこともできます。と言ってズケズケと土足で踏み込んでくるわけでもない。距離感の取り方が上手なんですよね。もちろん、そのような方は元々ストレッサーではないわけで、こちらとしてもストレスなく今までとおり、もしかしたら今まで以上にコミュが取れていたりするわけです。

 メンヘルにならないに越したことはありませんが、なってしまったときは、まずは休みましょう。そして周囲にメンヘルになったという事実を知ってもらいましょう。前回のブログでは組織論「2-6-2の法則」について綴りましたが、組織というものは結構強くて多少人員が不足してもなんとかなるようです。そして周囲がこの事実を知ることで復帰後に自分に対する接し方もそれなりに変わってくるようです。変に強がらない方が吉ですね。

 では、また次回にて。

 byよそふる