メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

資格試験

 昨日4月18日は春の情報処理技術者試験情報処理推進機構主催)でした。50代というこの年齢になってから何かしら勉強欲も出てきて、50の手習いみたいなものですが、この試験をチャレンジしてきました。もっと若い時にこの手の資格試験はチャレンジしておけば良かったと思います。記憶力や吸収力も全然違いますし、若いうちに一つ一つ経験を積み重ねることは大いに意義あることです。ま、勉強はいくつになっても出来るので、やる気になったときがそういうタイミングであると前向きに受け止めます。

 私が受けた試験は高度情報処理と呼ばれる分野の一つでして、試験構成が午前Ⅰ・午前Ⅱ・午後Ⅰ・午後Ⅱの4構成です。時間配分はそれぞれ午前Ⅰが9:30~10:30(60分)、午前Ⅱが10:50~11:30(40分)、お昼休みを挟んで、午後Ⅰが12:30~14:00(90分)、午後Ⅱが14:30~16:30(120分)と中々の長丁場です。午前Ⅰは免除制度がありまして、過去に受験した試験において午前Ⅰの点数が合格基準に達していれば、そこから向こう2年間(計4回)次の試験で免除されるという特典があります。今回、私は午前Ⅰは免除対象でしたので、午前Ⅱからの受験となりました。

 今回の試験。もちろん資格取得することが最大の目的となりますが、もう一つ目的がありました。それは、今の自分自身の心身状況でどこまで試験のストレス環境に耐えることができるか、そのストレス耐性力を知り、自分の心身状況を知ることです。試験という行為は大なり小なりストレスを感じるものです。例えば採用試験や入学試験など人生を決めるものであればそのストレス度は極めて高いでしょう。そして資格試験もそれなりのストレスを感じます。

 限られた時間の中で可能な限り頭を集中して、問題文を読む読解力が試され、答えを導き出すために勉強してきた記憶力と思考力をフルに頭の中で回転させます。メンタルヘルスで脳が疲れやすい状況で、このシチュエーションは相当に答えます。職場復帰できるくらい体調が回復した中で徐々に慣らし勤務をやっていますが、業務量をコントロールができるがゆえに実際の自分自身のストレス耐性はどこまで回復しているかはまだまだ推し量れません。資格試験というオープンな条件下における受験だけに、当然のことながら自分だけが優遇されることはなくフラットにストレスを受けることができます。

 結果として、午前Ⅱ・午後Ⅰ・午後Ⅱの長丁場を乗り切ることができました。休憩を含んで約6時間程度。受験そのものの手ごたえは正直合格点には一歩及ばずだった感がありますが、この心身状況において、それなりのストレス環境にある受験を無事最後までやり遂げたことは、自分にとって結構な自身となりました。間違いなく体調は回復してきている。そして、合格点に届かなかったという悔しさから次の受験に向けてやる気が出ていることに、ポジティブな姿勢が自然と出てきていると嬉しさを感じます。

 心身の回復を実感する一日でした。しかし、さすがに疲れましたね。良い疲労感です。我ながらお疲れさまでした。

 では、また次回にて。

 byよそふる