メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

遮断力

 今日、とある方のツイートで「遮断力」というキーワードを見かけました。メンタルヘルスで悩むときは往々にして何からのストレッサーとなるものが目や耳や肌など人間の五感の何かしらを伝わって、脳がストレスと認知して様々なストレス反応を引き出します。であれば、そのような五感に伝わってくるストレッサーとなるものを遮断してしまえば良いということです。

 物理的なストレッサーからは自ら避ける。言葉とか職場の雰囲気とか感覚に訴えてくるものに対しては感覚を遮断する(ネットで調べたら感覚遮断力という言葉もありました)。都合が悪かったり、ネガティブな情報を遮断する、等々、色々な形の遮断があります。どうしても必要な情報など以外は、自分にとってマイナスにしかならないものは割り切って遮断する。スパーーっとシャットアウトする。これはこれで良い方法かもしれません。

 情報を遮断することによって人のメンタルは安定するそうです。人はネガティブなものに目を向けてしまう性質があるそうで、たくさんの情報を集めると自然とネガティブな情報が集まってくるのだそうですよ。テレビなどマスコミが不安をあおる情報を発信するのは、そうした方が視聴率が稼げるからだとか。てなわけでネガティブ情報は知らず知らずのうちに心に蓄積されメンタルにダメージを与えます。積極的に質の悪い情報をシャットアウトしましょう。

 もちろん、そんなに割り切ってサバサバしていけたら苦労はしませんが、こういう考え方もアリだなと思っているくらいでちょうど良いと思いますよ。メンタルヘルスに罹る人は心が優しくて真面目で正義感が強い人。そしてついつい相手を立ててしまう人。少し意地悪くいうとお人よし過ぎて他者から都合よく利用されやすい人ですね。ですので、スパーーっと割り切る!くらいでちょうど良い塩梅になるというわけです。

 ちょっと話はそれますが、今、情報セキュリティ関係の勉強もしているのですが、サイバーセキュリティ用語でIPS(侵入防御システム)とかIDS(侵入検知システム)という装置があります。これらはコンピュータやネットワークへの不正侵入を検知することを目的とするセキュリティ装置で、特にIPSはその不正侵入として検知された通信を攻撃とみなして”遮断”してしまいます。この働きがまさに遮断力ですね。自分にとって悪い作用のする情報等を不正攻撃とみなして遮断してしまいましょう。システムも人間も同じですね。こういう自分自身のセキュリティ能力を高めることもストレス耐性を上げていくことにつながると思います。

 では、また次回にて。

 byよそふる