メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

ストレスコーピング

 ストレスに対処することをストレスコーピングと言います。ストレスコーピングとは、ストレス反応をなくしたり減らしたりすることを目的とした一連の行動のことを言います。様々なストレッサーの発生がストレス反応を生み出します。ストレス反応にはいろいろな心身的な反応があります。今回の私のケースでは、肌に蕁麻疹が出たり、眠れなかったりなどの症状が現れました。こういう不快な状況を少しでも和らげるために起こす行動がコーピングとなります。

 具体的な例で言えば、気分転換に運動したり、お酒を飲んだり、たばこを吸ったり、誰かに愚痴を聞いてもらったり、美味しいものを食べたり、買い物三昧したり、旅行したり、等々、いろいろなものがありますね。この中には健康的なものもあれば、不健康なものもあります。

 不健康なもので言えば、飲酒や喫煙は飲みすぎや吸い過ぎで身体の健康を損ねる可能性もあります。ギャンブルとか、性行為とか、〇〇依存症とかになる場合もあるので要注意です。行き過ぎは身を滅ぼしかねません。そもそもその場の快楽だけを望むコーピングは不健康なものが多く、根本的な問題であるストレッサーに対する解決をしているわけではありません。やはり健康的に解決したいものです。

 健康的なストレスコーピングにはどういったものがあるのでしょうか?メンタルヘルスの研究によれば、ストレス発生には、➀刺激⇒➁認知的評価⇒③ストレッサー⇒④情動的興奮⇒⑤身体的興奮⇒⑥コーピング、と順序があるそうです。この中で、➁~⑤の状態に対してそれぞれ、認知の修正・ストレッサーの除去・リラックス・エクササイズ、といったコーピング手法があります。

 認知の修正はストレッサーになりそうな刺激をあえて認知しないようにすることでストレッサーにしない方法です。苦手意識を取り除くといった感じです。具体的には認知行動療法などがあります。ネガティブな考え方をポジティブに変えることでストレッサーが発生しなくなります。ポジティブに生きて吉ですね。

 ストレッサーの除去。文字通りストレッサーを除去します。これが出来れば一番良いです。仕事においては業務量を減らしたり、仕事のやり方を変えたり、周囲のサポートを入れたり、配置換えしたり、転職したり、等です。コミュニケーション能力を上げて人間関係をやりやすくするというものもあります。また療養にて一時的にストレッサーから遠ざけるというのも当てはまります。私の病気療養はこれに当たります。

 ちょっと長くなったので、続きはまた次回にて。

 byよそふる