メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

カウンセリングとメンヘル

 3回ほど続けてツイッターをもとにSNSとメンヘルの関わりについて綴ってしまいましたので、今日は別のテーマにしてみます。カウンセリング。うつ病などのメンタルヘルスの治療として大きな主軸となるものは療養と投薬ですが、それ以外にも様々な手法があります。カウンセリングはその一つでアメリカなどではメジャーな治療のようです。日本でのメンヘル治療としてのカウンセリングの利用はアメリカの100分の1程度とか。また極端に少ないですね。

 カウンセリングと比較して扱われるのが占いです。占いには結構、関心のある方が多いのではないでしょうか?当たるも八卦外れるも八卦と言われますが、自分の今の状態に理由を求めるときや今後の道しるべを照らすときなど占いを活用することは結構あると思います。

 占いに比べるとカウンセリングは少々ハードルが高いようです。どちらも相手の相談内容を聴くということでは変わりないのですが、解決方法のアプローチに大きな違いがあります。占いは上述したように解決の道しるべ、ヒントとなるものを明示してくれるもの。すなわち解決方法を”教えてくれる”というものです。当たる・外れるは置いておいて、相談者は受動的に答えを知ることができます。

 では、カウンセリングはというと、カウンセラーは相談者の話を聴いて、相談者にどうしたいかを問いかけます。そして相談者は自問自答して自ら答えを出そうとします。そう、解決方法は自分から出していくのですね。カウンセラーはあくまで相談者の話に共感するだけ。解決手法は明示しません。ここがポイントですね。

 言い方を変えれば、占いはティーチングであり、カウンセリングはコーチングであるということでしょう。どちらが良いとかではなく状況によって使い分ければ良いだけです。考える力も残っていないけど、なんでこんなしんどい状況にあるのか知りたいというときは占いを頼っても良いかもしれません。自分の中で何かしら悶々としていて上手く言語化できないときはカウンセリングを頼るのも良いでしょう。

 どちらも費用はそれなりに取りますね。占いの相場は良く知りませんが数千~1万くらいでしょうか?カウンセリングも1回数千円すると聞いています。病院によってはカウンセリングを対応するところもありますが、費用に健康保険の適用はできません。よって全額自費となります。こういった点も日本でなかなか普及しない要因かもしれません。カウンセリングは結構有効な手法なので保険適用しても良いと思います。

 あと肝心なことは占いもカウンセリングも相手との相性が大切です。その見極めは、、、直感に頼るしかないでしょう。まずは会って話をしてみて、自分が話しやすいかどうかというところでしょうね。

 自分の胸の内を誰かに聴いてもらい共感してもらうだけで、心は結構落ち着きます。少々費用はかかりますが、メンヘル対策の一つとしてカウンセリングも頭の片隅に置いておいてはいかがでしょうか?

 では、また次回にて。

 byよそふる