メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

ツイッターの可能性

 前回、前々回とツイッターを題材にメンヘル時のSNS利用のどちらかと言えばデメリット、懸念点を綴ってきました。今度はメリットと言いますか、私なりに考える可能性を綴ってみたいと思います。私の実体験から得た考えです。

 ツイッターの可能性。ツイッターは自分が思いついたことをまさに「つぶやき」の感覚でさえずることができる便利な情報発信ツールです。もちろん、読むだけ、いわゆるROM専だけでも十分に楽しめますが、やはり情報発信し、世界中のどこかにいる同じような感覚の誰かとつながることが醍醐味と言えましょう。

 ただし、発信する情報には、全角140文字、半角280文字の文字数制限があります。画像や動画などのコンテンツも挿し込むことができますが、基本は文字での発信です。この文字数制限の中でいかに自分が思ったことを第三者に分かりやすく明確な文章にするか、これは結構な国語力を必要としています。自分だけで満足するものであれば、ぶっちゃけ自分だけが読めば分かる文章にすればよいだけ。しかし、誰かに読んでもらいたい、共感してもらいたい、等の承認欲求が強ければ、その誰かに分かってもらう文章にしなければなりません。漢字の使い方や熟語の意味の取り方も大事な要素ですね。間違った漢字など使っていると、知識レベルを疑われるリスクもあります。

 テンポよく読めるかというリズム感、行間のコントロール、間合い、言い回し等々、ある意味センス的なものも求められるかもしれません。何かしらの事象を引用する際には、念のため書籍やネットなどで内容を調べて自分なりに咀嚼して発信します。思ったことを言語化するスキルも重要です。そのためには語彙力が多いに越したことはないでしょう。

 他にも言い出したらキリがないのですが、そういう自分が言いたいことを全角140文字に簡潔にまとめるというのは、中々に頭を使うことなのですよね。つまり、言いたかったことは、ツイートする文章を考えるだけで休んでいた頭を活性化させるトレーニングになるということです。ですので、ある程度、療養効果が出て心身が回復してきたころにツイッターなどの情報発信ツールを使うことはとても良いことだと考えます。

 言いたいことが上手く言語化できて、誰かの共感を得て”いいねを沢山もらったり、フォロワー数が増えていけば承認欲求も充たされ、心は益々元気になります。脳内の働きをトレーニングし、さらに心も元気になれる。これはツイッターのメリットと言ってよいでしょう。自分自身、ツイッターメンヘルになる前はほぼROM専で情報取得ツール程度の利用でした。療養に入ってから時間があることも後押しとなり、色々触っていたら思いのほかマッチしたというわけです。

 個人的な試みで楽しんでいることがあります。それは俳句もしくは川柳。140文字の文字制限の中で文章をまとめるのも良いのですが、言いたいことを5-7-5で表現してみたいな、と。たった17文字で物事を表現する楽しみは病みつきになりそうです。使い方で多いのは、タイムラインで流れてきたツイートや新規情報から思ったことを即興で17文字にし、ツイートします。できるだけ早く創ることがポイント。頭の回転がすごく良くなりますし、17文字しかありませんから、色々な語彙を使った表現を知ることができます。最近では、自分で撮影した写真画像と句を合わせてツイートしたりします。それに誰かが共感してくれるのがまた嬉しいですね。あ、短歌も良いですよ。

 以前はツイッターは受け狙いでやり過ぎた使い方をしてバカ発見器とか揶揄されていたこともありましたが、バカもツイッターも使いよう。たかがツイッター、されどツイッター。メリット面を最大にどんどん使っていきたいと思います。

 では、また次回にて。

 byよそふる