メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

猫か、仕事か

 自宅で猫を飼っています。猫というのは本当に不思議な生き物で、つかずはなれずのマイペースを見事なまでに体現している動物ですね。飼い主に媚び過ぎない程度に甘えて、でも人間から寄っていくと逆に距離を置く。自分自身のテリトリーがあり、そこを邪魔されない限りはいくらでも共存できる。でも、ある一線を超えると自己の権利をとことん主張する。ごはんが欲しいとき、構ってほしいとき、トイレを掃除してほしい、等々、人間に何かをお願いしたいときは、自分の願いが叶うまでともかく粘る。その執着心や集中力は目を見張るものもあります。そして、とにかく可愛いからすべて許されますね。

 とまあ、猫が好きなこともあり、猫アゲアゲのくだりで始まりました。このブログ以外にツイッターなどのSNSもやっているのですが、そちらでは猫好きな方々を中心にフォロー・フォロワーを拡げつながっています。日々、猫好きな方からの猫画像がタイムラインで流れてきて、ふとスマホを見るとクスっと笑ってしまう画像や写真もしばしば目にかかります。本当に世の中には才能豊かな方が多いですね。

 今日流れてきたタイムラインで目に留まった猫画像。猫の写真に標語をつけられているのですが、その内容が『仕事はほどほどに、猫には全力で』のようなことを書かれていました。これを見たときにまさにメンタルヘルス対策につながるな、と思ったのですね。そうなんですよ。仕事はほどほどの腹八分程度に済ませておけば良いです。常に全力投球しているといつかは肩が壊れます。ましてや気合と根性で120%の力を常に発揮してたら、速攻で肉体も精神もつぶれてしまいます。自分を犠牲にしてはなりません。自分が大切にしていることに忘れないようにしましょう。私のとって大切なもの、それが猫であり、家族であるわけですね。

 メンタルダウンで療養生活を長くしていると、改めて自己の振り返りとか考える時間が持てますので、気恥ずかしくもありますが濃密な自己分析ができます。そもそもなぜメンタルダウンしたか。そのストレッサーは仕事に要因があったわけで、仕事の影響で心身が崩れてしまいました。それなりにメンタルヘルスの勉強もしていますし、過去にも幾度かメンヘルになった経験から完治には時間がかかるとは分かっていながらも、いざ罹ってみると自分自身でその事実を受け入れるには結構難しい面もありました。今振り返れば休んで良かった、と心の底から思います。療養という経験でこうやってブログを書くこともできますし、改めて自分にとって何が大切なものでるかということを気づくことができたことは大きいです。猫と一緒にいる時間も沢山取れていますし!

 仕事が自分のすべてではない。この当たり前のことに気づくことも病気療養の目的の一環なのだと思います。『仕事はほどほど、猫には全力』良い言葉です。自分にとって大切なものを見失わないようにしていきたいですね。

 では、また次回にて。

 byよそふる