メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

フルタイム

 今日も暑かったですね。今週に入って毎日猛暑日になっているような気がします。いつの間にか梅雨も明けていました。歳時記を言いますか、季節を楽しむ間もなく今年も暑い夏がやってきましたね。前回のブログでも綴りましたとおり、朝散歩を兼ねた朝の徒歩通勤は今週から一旦休止としています。最寄りのバス停に歩くだけでもなかなかの暑さですね。メンタル面もそうですが、熱中症にかからないように体調管理も大変です。

 さて、先日、月1回の産業医面談がありました。今回の面談のポイントは、7月からフルタイム勤務にするか否か。結論は、、、フルタイム勤務です! 復帰してから3ヵ月でフルタイム勤務に持っていくことができました。主治医からも「順調過ぎるくらい順調に回復している」とお墨付きをもらっていましたので、ある程度、予想はしていましたが、改めて産業医の許可をもらえたのは素直にうれしいですね。

 往々にして主治医は患者の都合に合わせて職場復帰可能などポジティブな見解を診断書で示します。いわば、患者の言い分を通しやすくします。それに対して、産業医は心身の体調面だけでなく職場環境など総合的に勘案して判断しますので、主治医から出された診断書だけを鵜呑みにせず、慎重な判断になる場合も多いです。

 私の場合は、主治医がかなり慎重に診てくれており、かつ、私自身もメンタルヘルスに関する理解があることから、産業医からはある程度、私と主治医で判断したことを尊重してくれているようです。よって、7月からフルタイム勤務にするかどうかは、私がどうしたいかで決まりました。

 うつ病で気を付けないとならないのは再発防止です。職場環境におけるストレッサーはメンタルダウンする前と一切変わらない、もしくは増えているため、いかに私自身がストレッサーに対してストレス対処を行えるかが重要なポイントです。そのために、自分自身だけでなく周囲にも気づかせるために、短時間勤務をある意味戦略的に活用していた側面もあります。6月などは体力面ではフルタイム勤務でも身体は耐えれたとも思いますが、心身面が周囲からのストレスに耐えれるかどうか若干心許なかったため短時間勤務継続としたということもあります。

 7月からは満を持してフルタイム勤務となります。とは言え、時間外や休日労働はできないという制限付きですので、まだまだ制約された中で徐々に負荷を与えていくというリハビリの途中です。注意しないとならないのは周囲の見え方。フルタイムということで、おそらく「もう治った」と思う人も多いでしょう。ここら辺がメンタルヘルスが理解されづらいところでもありますね。

 あくまで治療の一環としたリハビリの段階。職場復帰から3ヵ月でやっとフルタイムに。ここからが体調回復に向けた本当のスタートでもあります。引き続き周囲に対しては「まだまだである」というシグナルを発信しながら、自分自身が張りきり過ぎないようにブレーキを踏みつつ、でもしっかりと前に向けて進んでいきたいと思います。

 一歩ずつ一歩ずつ、じっくりと。

 では、また次回にて。

 byよそふる