メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

産業医面談

「どこか良い病院を紹介してもらえませんか?」という連絡に保健師さんが即、反応してくれました。「よろしければ、一度、産業医面談しましょう」と。そうです。うちの会社には産業保健スタッフが常駐しているセクションがあり、保健師さんだけでなく、専属の産業医の先生もおられます。今の状態は自分でも十分自覚できるくらいのメンタルヘルスでもあるため心療内科の受診をしようとしましたが、今後のこともありますし、折角の機会ですから産業医の先生に相談に乗ってもらって、然るべき病院を紹介してもらうのも良いなと考えました。

 さて、そう話が決まれば面談日時を決めて、その日を迎えます。先に面談がスムーズに進めるように、現在の自分自身の状況や既往症などで加療している状況、投薬内容、またこれは結構大切なことだと思いますが、職場状況・業務内容・人員構成などを事前にメールで産業医保健師さんまで情報連絡入れておきました。面談をする側としては、その場での相談内容ヒアリングも当然として、その前段階にある背景などを知っておくことは大切だからです。

 産業医面談では、正味1時間ほどいろいろと話しをさせてもらいました。やはりプロですね。ヒアリング上手と言いますか。メンタルヘルスの状態って脳が一杯いっぱいになっている状態だから、話す内容などをうまく整理できずに言っていることが支離滅裂になりやすいのですよね。そう、上手く言語化できないのです。これがまたジレンマで。その上手く表現できない分も含めて、じっくりとこちらの話を聴いてもらいました。ちなみに「聞く」と「聴く」では全然意味合いが違います。当然、後者が望ましい。「聴」は耳に目と心をプラスして出来ているとも言われるくらい大事な姿勢ですね。「傾聴」とか言いますしね。

 余談ですが、産業医の先生の傾聴スタイルは中間管理者の立場でも大変参考になりました。相談者が話しやすい雰囲気ってこういう風につくるのだと。自分の身体の相談なのですが、客観的にこういう目線で見てしまう自分もいます。折角の機会なので、色々学ばせてもらいます。

 一通り話を聴いてもらい、先生からは職場の繁忙な状況、過度の業務量、業務の質などの面から「適応障害」的な状況ではないかな、との意見をもらいました。産業医は診察はできないのであくまで意見です。一度、専門機関で診察をしてもらった方が良いということで、とある精神科を紹介していただきました。心療内科ではなく精神科ですが、状況としてはどちらもありだとは思います。ということで、次はいよいよ専門機関での受診となります。

 続きは、また次回にて。

 byよそふる