メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

押しボタン式信号機は誰のためにあるのかな?

街の中、あちらこちらに横断歩道があります。

信号機のあるところでは、当然、信号に従って歩行者も自動車等も動きます。

信号機のない横断歩道は少し危ないですね。

歩行者が渡ろうとしていても、車が止まらない(道交法違反です)といったことが社会問題としても扱われていますね。

押しボタン式信号機であれば、ボタンを押すことで安心して歩行者も横断できます。

今日は、”歩行者目線”で押しボタン式信号機のことで思ったことを書いてみます。

 

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押しボタン式信号機。

この信号機を使ったことがある方は結構おられると思います。

押しボタン式信号機のある横断歩道では、押しボタン箱という黄色いボックスが信号機に備え付けてあります。

ボックスの真ん中には大きな黄色い丸ボタンがあり、これを押すと”しばらくお待ちください”とか電光表示がされて、しばらく立つと歩行者信号が青色になって渡れるという仕組みですね。

 

ここで思ったことは、”押したらどれくらいで歩行者側が青色になるのか?”ということ。

歩行者側としては、”押したらすぐ渡らせてほしい”と思います。

でも、信号機によっては結構待たされるものも多いのではないのでしょうか?

信号機は確か警察によって制御されているので、何かしらのパターンが決められていると思いますが、どのロジックはどうなっているのでしょうか?

 

押しボタン式信号機でもなかなか変わらない場合は、どうも「系統制御」という大きな制御の中に組み込まれているための模様です。

「系統制御」・・・聞きなれない言葉です。これは、渋滞の減少などを目的に地域内に連続して設置した信号機について一体的に制御する仕組みだそうです。

確かに連続した信号機がある道路では、ずっと信号が青色で走りやすい場合もあります。ただ、これは”道路を走行する側の目線”ですね。

 

”歩行者目線”ではどうなのでしょう?

横断したい道路があって、横断歩道があります。

でも、自動車の往来が多くて歩行者が横断するには危ない。だから押しボタン式信号機ではないでしょうか?

歩行者は横断したいのだからボタンを押したら直後とは言いませんが、数秒~数十秒程度待てば横断側が青色になるくらいシンプル制御しても良いと思います。

ちなみに前述した「系統制御」に組み込まれていない信号機であれば、場所によって差はありますが10秒程度で信号は変わるようになっている模様です。

 

そもそも論ですが、「信号機の無い横断歩道で歩行者が待っていれば自動車は必ず止まる」ということがきちんと守られていれば、押しボタン式信号機も不要となります。

押しボタン式信号機が存在するのは、横断する人は稀な横断歩道であっても「確実に自動車が止まる保証がない」からでしょう。

そうです。歩行者の安全確保のために存在しているのだと思います。

 

であれば、押しボタン式信号機では、横断した歩行者がボタンを押せばすぐに信号が変わるようにするというのが妥当かな、と考えるわけです。

渋滞の心配は二の次です。

もし「歩行者がたくさんいて頻繁に信号が変わったら渋滞して大変だ」という道路であれば、押しボタン式ではなく通常の信号機にすれば良いだけです。

 

日本各地、色々なところに点在する交通信号。

安全な交通インフラを提供するためにその制御は大変だと思いますが、自動車・歩行者の双方の目線で考えれば、より住みよい社会になるのかなと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。