メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

正しい睡眠薬の飲み方

 少しブログ更新が滞ってしまいました。先日の安倍晋三元総理が選挙街宣中に殺害されたショッキングな事件で、全国津々浦々でたくさんの方々が悲しまれたことと思います。私もその一人でして胸にポッカリと穴が開いたような何とも言えない虚無感に襲われていました。このあたりの心理面もブログに綴りたいなとも思ったのですが、ネガティブな気持ちしか出てきませんし、いかんせんやる気が出ず、、、こういう時は無理はしないということでちょっと間を置いていました。何事も無理はいけません。

 さて、今日のタイトルは『正しい睡眠薬の飲み方』です。メンタルヘルスのヒントになるようなYoutube動画をいくつか視聴してまして、今日視た動画が大変ためになりそうで私自身の記憶の整理も兼ねて綴ってみます。

 睡眠薬のお世話になっている方は結構数おられると思います。私も頓服的に利用しています。どうしても眠れないときというものが何となく分かりますので、そういう時は躊躇なく飲むようにしています。睡眠薬と名前がつくくらいなので、飲んだらすぐ眠れるという先入観があります。しかしながら、実際に効きだすのは睡眠薬の種類にもよりますが服用してから概ね30分~1時間くらいだそうです。

 薬というものはその成分が血液の中に浸透し体中に行き渡って初めて効果が出始めます。血中濃度と言いますが、薬成分の血液内への浸透度のようなものを指すようです。この血中濃度が高ければ高い程、薬が浸透しているわけで、その濃度のピークに達するのが服用してから30分~1時間後ということです。

 ですので、眠りにつきたい時間から逆算して30分~1時間前に睡眠薬を服用すれば、眠りたい時間に眠りやすくなります。ここで注意しないとならないのは、あくまで眠りにつきやすいピークが来るということなので、このピークを取り逃すと再び脳が覚めてしまいます。人間は90分単位で眠りのピークが来るそうなので、最初のピークを逃してしまうと次に眠くなるのはそこから90分後となるということですね。90分単位で眠りの波が来る感じです。

 ピークを逃してしまうと結局なかなか眠ることができないため、「睡眠薬を飲んでいるのに眠れない」という自覚が出てしまい、その症状だけを医者に相談すると「もう少し強めの量にしましょう、強い薬に変えましょう」となり、睡眠薬が増えてしまったり、強い薬が出てしまうといった悪循環に陥りやすくなります。怖いですね。

 眠りのピークを逃さないコツは、眠りに落ちる前にウトウトしたり、ぼーっとしたりと眠くなってくる感覚を覚えたら、とっとと寝床に入ることです。つまり薬を服用したらいつでも床につけれるよう着替えて歯磨きしてトイレをすませて、と寝れる準備をしておく。30分あれば十分ですね。そして、テレビやスマホなど脳を活性化するようなモノは触らない。脳が起きてしまうから。床につき、身体を布団に委ね、全身の力を抜きましょう。リラクゼーションなBGMなどを流しても良いですね。そうすれば、いつの間にか眠りに落ちているといった具合です。

 睡眠薬を飲めば確実に眠れるのではなく、睡眠薬を飲むことで眠りのピークをコントロールでき効率的に眠りにつくタイミングを得やすくなる、と理解した方がよいかもしれません。正しく活用して最大の効果を得る。薬との上手な付き合い方ですね。

 では、また次回にて。

 byよそふる