メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

睡眠薬

 職場復帰3ヵ月弱となりますが、多少のアップダウンはあるものの心身の状態は良い状況にあります。我ながら順調と言って良いでしょう。これは職場における過度なストレスが発生していない、もしくは上手く対処できているということ、短時間勤務で大きな負荷がかからない日々を送れていること、早めに切り上げることで自分の時間が長く取れ休息をしっかり摂ることができていること、適度な運動を日常的に行えていること、そして、家族や主治医・産業医のサポート等々のおかげで日常の生活リズムが整えられているためだと思います。

 日常生活を送る上で意図的にやっていることの一つが睡眠薬の柔軟な活用です。今の病院に通院し始めた当初は毎日服用していましたが、睡眠がある程度安定し始めてからは寝つきが悪い時に服用する頓服的な使い方で処方してもらっています。ここで柔軟な使い方というのは、床に就いてから「イマイチ寝つきが悪いな」と受動的に感じるときだけでなく、「あっ、今日は眠れなさそう」と予感したときに床に就く前に能動的に服用することです。頓服薬だからと言って決して受け身になることなく、自分の頭の中の活性化状況を能動的に意識して、「今日はなかなか眠れなさそう」とか「今日は絶対にしっかり寝とかないと」と思ったときに自ら睡眠薬を飲みに行くというものです。

 今服用している睡眠薬は『デエビゴ』というものです。睡眠薬には6種類あるそうですが、この『デエビゴ』は一番新しい種類のものです。主治医のお薦めでもありました。今の病院にお世話になるまでは、自宅の近くにあるかかりつけ医(専門は内科)に眠りが悪いと相談して『レンドルミン』を処方してもらってました。『レンドルミン』は睡眠薬としては結構スタンダードなものです。ただ、正直、あまり効果は見られず、睡眠の質は決して良いとは言えない状態でした。

 その相談を今の主治医にしたときに処方されたのが『デエビゴ』です。『レンドルミン』などの従来の睡眠薬が薬の力で眠りらせようとするのに対して、『デエビゴ』は脳の覚醒を維持するオレキシンという物質の働きを弱めることで脳の状態を覚醒から睡眠に切り替える作用をするそうです。なんかカタカナだらけで??の状態ですが(筆者は有機化学は苦手です)、要は脳を起こしている物質を抑制することで眠らせるみたいです。このお薬は自分にとって結構相性も良く、重宝しています。

 今日は日曜日。昨日・今日としっかり休んだこともあり、実はまだ眠くない状態でした。つまり脳が活性化中。ということで、今ほど睡眠薬を飲みました。色々な対処で生活リズムを意図的に整えていく。この繰り返しで徐々に徐々に本来の活力を取り戻していきたいと思います。

 では、また次回にて。

 byよそふる