メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

フルタイムへの壁

 今月より勤務時間数を増やしています。ゴールデンウィークもあり、実質上、まだ8日しか出社していませんが、今のところ朝きちんと起きれ準備し、勤務開始時刻に間に合うように出社する。このリズムを維持できている自分には合格点だと思っています。しかし、勤務時間が長くなるにつれ、徐々に周囲の期待値の高まりを感じており、果たしてそこに対応できるかどうかが大きな壁となりそうです。

 ここで言う勤務時間は拘束時間ともとります。休憩時間を含んで職場にいる(職場に拘束されている)時間ということです。職場の独特の雰囲気や緊張感、そして時間が長引くとともに比例して色々な人を相手にする機会が増えていくなど、ストレッサーは様々な形でやってきます。今現在、努めていることはそれらの状態をストレッサーに感じないように自分自身のとらえ方を変えていくこと。いわゆる認知の修正に努めています。

 復帰当初は拘束時間は午後まででした。昼休憩をはさんで午後の始業開始となったときに自分だけは早引きで失礼するわけですから、周囲としてはある意味分かりやすいですよね。「あ~午後までの勤務なんだな」と。この状態ですので午前中の限られた勤務時間しかおりませんので、上司も同僚も部下も誰もがそれなりに配慮というか遠慮して能動的なアプローチはそれほど多くありません。人と接する機会も自然と少なくなるわけですので、自分のペースで職場に慣れていけます。リハビリとしては非常に効果的と言えましょう。

 今月からは拘束時間が2時間伸びました。昼休憩をはさんで15時までいる状態です。午後からもいるということ。たかが2時間、されど2時間。周囲の目がちょっと変わってきます。「あ~、治ってきたんだな」「もう、ぼちぼち大丈夫かな」と言った感じです。自分自身が過剰に反応し過ぎているかもしれませんが、先月までと比べて明らかに人と接する機会が増えました。要求されること、相談されることも徐々に増えてきています。そもそも業務所掌も見直して高らかに職場内に周知されました。つまり、周囲は「あ~これで行くのね」という認識になります。まだフルタイムではない制限時間勤務であるにもかかわらず、なんとなく通常の勤務状態に引きずり込まれそうな気配を感じています。

 ここからは自分の意思をきっちり伝えることが大切です。人と話すときに必ず自分自身が『まだリハビリ段階の短時間勤務である』ということを伝えます。つまりすべてをフルにはできないよ、と。期待にはすぐに応えられないよ、と。そうやって自分のHPを削られないように守備力を上げていく。これがストレスコーピングとなります。

 次はフルタイム勤務に戻すかどうかの判断が迫ってきます。冒頭に書きましたとおり、まだ10日も今の拘束時間で働いていません。にも拘らず、色々なジレンマが出てきています。はたしてフルタイムに戻せるのかどうか。決して背伸びをしないことが大切です。自分の心にいかに正直でおれるか。慎重に進めていきたいと思います。

 では、また次回にて。

 byよそふる