メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

従業員支援プログラム

春陽の 光が跳ねる 水面かな

 最近、体力作りもかねて一日一万歩以上歩こうと徒歩で街中を散策することが多いです。通勤路の片道などを歩いて帰ったりしています。途中、何となく良いなと思った風景を写メしています。ついでに素人ながらに拙句も詠んでみたり。冒頭の写真は川が涼しそうだった一枚と一句です。

 

 メンタルヘルス用語でEAPという言葉があります。EAPはEmployee Assistance Program の略称で、日本語直訳すると従業員支援プログラムと呼ばれています。余談ですが、前回のメンタルヘルマネジメント試験でEAPが論文テーマで出てきました。試験では撃沈したこともあり復習もかねて綴ることにしました。

 事業場内の産業保健スタッフなどが内部EAP、事業外のサービスが外部EAPとなります。私の場合は自身のメンタル不調をストレスチェック心身症状から判断し、内部EAPである産業保健スタッフに支援を依頼し、外部EAPである専門医療機関を紹介してもらい、現在の治療に至っています。復帰はしていますが、まだまだ治療継続中。うつ病は再発率が高いので慎重に対応しないとなりませんね。

 EAPは名前のとおり事業場や従業員に対してその得意分野で様々な形でメンタルヘルス対策への支援を行います。内部EAP機関だけでは対応しきれないところを外部EAP機関を活用することでサービスを厚くすることができます。このEAPには大きく3つあります。個人を対象とした医療系、個人相談や組織への適応支援を行う心理系、自己啓発やキャリア開発、組織コンサルテーションなどの発達支援を行うコンサル系の3つです。

 私が通院している病院は結構大きな病院で地域の中核病院です。ですので、体制や組織も充実していて、主治医の先生は当然、病人の治療が第一ですので、3つの種別で言えば医療系となりますね。ただ先生は組織改善などについても研究をされているようでコンサル的な側面も持ち合わせておられます。

 前回のブログで私の職場のストレス診断図について少し触れました。総合健康リスクが非常にヤバいことになっています。職場環境を改善するためにはトップダウンだけでなく、むしろ従業員企画型のボトムアップ型が良いのですが、とてもとても理想とおりな営みができる状態でもありません。と言って、指をくわえて組織が瓦解するのを見ていくわけにもまいりません。私自身が管理者であり管理監督者である以上はなおさらです。もう少し自身の体調のペースが戻ってきたら、アクションしたいわけですよ。

 自分にできることには限界がありますが、世の中、その道の専門家は多いです。図らずも普段の生活で専門家にはお会いしているわけですね。折角、私自身が自分の治療で組織コンサルにもお詳しい先生を出会えたこともありますし、可能な範囲で色々と先生に教えてもらえたらな~と勝手に思っています。あくまで勝手な思いです。ただ今回の自分の経験は何らかの形で活用できると思うのですよねぇ。模索しながらできることをやっていきたいと思います。

 EAPについては他にも思いがあるので、また別記事で綴ることとします。

 では、また次回にて。

 byよそふる