メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

復職判断

 以前、「復帰への気持ち」と題して記事を綴りました。結構な期間を療養に充てることで体調の回復がかなり見込まれます。これは当たり前と言えば当たり前のことで、きちんと身体を休め(実はこれが一番大事!)、服薬も行い、睡眠をしっかり取れれば、段々と一杯一杯だった頭の中がクリアになり体調も活力を取り戻してきます。まずは気持ちの面からだとは思いますが、身体を動かしたいというウズウズした気持ちが意欲となり、行動に現れていきます。行動が活発になれば体力も復活し、免疫力も向上するので心身ともに健康。よって心がさらに元気になれます。非常に良いスパイラルですね。

 では、いきなり復帰できるかと言えば、なかなかそうは行きません。療養している状態はストレッサーから離された状態、すなわちストレスのない状態です。マイナス要素がありません。職場に復帰すれば当然そこには自分を苦しめたストレッサーがわんさかと待ち構えているわけです。もちろん、受け入れる職場側がそれ相応の準備をしてもらえれば、その悩みは多少は和らぎますが、、、はてさてどこまで期待できるやら。

 さて、心身ともに活力を取り戻してきた状態で、復帰実に向けてはどういったことを行っていけば良いのでしょうか?何をもって復帰判断OKの目安となるのでしょうか?まずは自分自身の職場でのペースを取り戻すことから始めましょう。療養期間中も一日の生活リズムをそれなりに整えてきました。朝起きて、日中を過ごし、夜に寝る。そして三食はしっかり朝昼晩に摂取する。この繰り返しです。この単調なリズムを繰り返してきました。そこに実際に職場で勤務するリズムを取り入れます。出勤時刻に間に合うように朝起床し、支度をし、日中を過ごして、夜を迎える。この間に眠気がこないかどうか、倦怠感や疲労感は出るか出ないか、といった状況を確認します。できれば外出する時間を設けるとさらに良いかもしれません。

 こうやって、実際の日常の動きを取り入れた生活リズムに身体がついてきてくれれば、一応復帰への目途は立ってきたと見れるかと思います。もちろん、最終的な判断は主治医の許可が下り、さらに産業医が総合的に状態を把握して判断することとなります。ただ、その第一歩として一番重要なポイントは自分自身の復帰への意思と心身の状態です。折角、丁寧に療養に努めてきたわけですから、復帰のところで決して焦らずに大切に判断したいものですね。

 では、また次回にて。

 byよそふる