メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

逃げるが勝ち

 前回に続いてタイトルがことわざになっています。「逃げるが勝ち」言葉のとおり、逃げた方が良いということです。辞典で意味を調べると「逃げるが勝ちとは、無駄な戦いや愚かな争いなら、避けて逃げるほうが、結局は勝利や利益を得られるということ」と記されています。

 人間社会において一番大きなストレッサーは人間関係かもしれませんね。何となくウマが合わないとか、本能的に苦手とか、そういう自分にとっては少し億劫な関係性は誰しも持っていると思います。友達や恋人とかであれば気が合う・合わないで取捨選択をすれば良いので関係性を整理はし易いのですが、これが職場の人間関係となるとそうはいきません。

 仕事上、職場でどうしても苦手な人と一緒に業務を行うこともあるでしょう。ましてやこれが上司とかになると、業務だけでなく服務管理や人事評価も絡んでくるので、その関係性を維持するのはとても大変です。企業で働くビジネスマンにとって自分の上司がどういう人かということは、とても大切なことですね。

 さて、苦手な人が仕事で絡むときどうするか。逃げるが勝ちでしょうね。もちろん全てを逃げるわけにはいかないかもですが、仕事を進める上で最低限のやり取り・コミュニケーションを図る。幸い今の時代はコミュニケーションツールも発達しているので、常に面と向かって会話する必要もありません。ましてや新型コロナの影響でテレワークも当たり前の時代になりました。テレワークを最大限利用して、苦手な人の顔を見ないようにするということもありです。

 逃げずに立ち向え!という考えを持つ方もおられると思いますが、心身を病んでしまっては自分が損するだけです。相手にも色々なタイプがあるとは思いますが、覚えておいていただきたいのは『人は変えられない』ということです。苦手とする相手が自分にとって都合の良い立ち振る舞いや物言いをすることは決して期待してはならないと思います。たまにそういったことがあれば、宝くじに当たった程度で考えた方が良いです。

 相手を変えられないのであれば、どうするか?自分が変わるしかないのです。相手の状態に合わせて、自分が動きやすいように変わる。その中には『逃げる』も選択肢にあるのです。仕事に支障が出ない限りは大いに逃げましょう。闘うだけ損ですし、時間の無駄で、ましてやそれが原因でメンヘルになってしまえば、全くと言っていいほど自分の利益になりません。最低限のパフォーマンスだけして、とっとと一緒に仕事をする状態を解消して、美味しいモノでも食べに行きましょう。

 こういった考え方もストレスコーピングの一つとなりますね。では、また次回にて。

 byよそふる