投薬の期間
鬱病と診断されて投薬治療を開始してから結構な日数が経ちました。療養期間もしっかり取っている中で、投薬治療も併用しています。私の場合は処方されている薬は、抗うつ剤と睡眠導入剤の2種類です。抗うつ剤は1日1回夕食後、睡眠導入剤は寝付けないときの頓服薬として処方されています。
さて、これらの薬は一体いつまで飲み続ける必要があるのでしょうか?メンタルヘルス系の薬は脳神経に作用する効果があるので、じわ~~~っと効いて、じわ~~~っと引いていくイメージです。風邪薬とか胃腸薬のように集中的に傷んでいるところを治癒して、はい完了!というわけにはいきません。何となく漢方薬の効果とも似ている感じがします。
脳神経に作用することから、自己判断で分量を変えたり、いきなり飲むのを止めたりすることはとても危険です。薬を飲まなくなった反動、もしくは血液中の薬の濃度が変わった時の身体の反応が全く予期できません。ただでさえ、抗うつ剤はその副作用が倦怠感・眠気・頭痛・めまい・吐き気・下痢や便秘・喉の渇き等と中々面倒い薬です。折り合いがつくまではこれらの副作用と闘うことになります。ついついその副作用がしんどいとか、または飲んでもメンタルの調子が上がらないといった焦りや不安から薬を自己判断で止めてしまうケースも耳にします。でも、それはできるだけ避けた方がよいと考えます。
私が服用している抗うつ剤は、まず分量が丁度折り合いが付く程度で、副作用も多分何かしら出ているのでしょうが、実生活に支障が出るほどの作用が出ませんでした。ですので、分量は当初に処方されたままです。飲み始めて結構な期間が経ちましたから、完全に身体の血中にこの薬の成分が行きわたっていることでしょう。もし、今これを止めたら・・・ちょっと恐ろしいですね。
では、いつまで服用するのか。一般的に抗うつ剤の場合は半年~2年くらいは同量で継続的に服用するようです。止めるときは、いきなりピタッと止めるのではなく徐々に分量を減らしていく。例えば、今10mgの薬を飲んでいるのであれば、5mgに変えてじっくり様子を見ていく感じ。主治医の指示に従うことが第一ですね。
また、頓服的に服用している睡眠導入剤ですが、たまに薬を飲まずに寝ようと試してみることもありますが、今のところ全くダメですね。しばらくは頓服でなく日常的にお世話にならざるを得ないようです。やはり質の良い睡眠を取ることがこの病気の治療の基本なので。
では、また次回にて。
byよそふる