メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

診察

 前回まで産業医面談を経て、精神科クリニックを紹介してもらえたところまで記述しました。ここまでの段取り・流れは上出来だったと思います。メンタルで頭の働きが落ちている中とは言え、我ながら冷静な動きをしていたと、今更振り返るとそう思います。クリニックには産業医からの紹介という形で、産業医の先生とクリニックの先生同士で話をつけていただき、自分は指定された日時に行くこととなりました。至れり尽くせりですね。ありがたい限りです。

 受診当日。正直、若干の緊張がありました。過去にもメンタルで専門クリニックでお世話になった経験はあるのですが、精神クリニックや心療内科って独特の雰囲気なのですよね。待合室におられるほかの患者さんたちもそれぞれに訳ありという感じで来られているし、その症状の程度は大小さまざまで、内科とか歯科医のそれとは全然雰囲気が違います。また、診断は基本、ヒアリングが主なわけで如何にして自分の状況を的確に伝えることができるかって力が入ってしまうのですよ。まぁ、そういうことができるのであれば、頭の中は正常範囲なわけであって、それができないから診察に来てるのですがね。。そこら辺は先生はよ~~~く分かっているはずですが、やっぱり緊張しますね。

 受付を終えた後、看護師さんから幾つかの問診票を手渡されます。スクリーニングといって、メンタルヘルスの程度のチェックになるわけですが、その分量の多いこと、多いこと。5種類くらいやったのではないですかね。一つ一つの問診における質問項目がまた多い。数十のレベルです。似たような質問の雨嵐。それに対して頭の中を空っぽにして、ただただ無機質に答えていく作業です。これだけで、1時間程度かかりました。

 鬱病のスクリーニングを行う場合には、「鬱病評価のための簡易な構造化面接法」というものがあるのですが、先に自分自身でこの簡易面接法は自問自答でやってみました。結果は「大鬱病エピソードの疑い」となりました。また、同時期に会社でストレスチェックを実施するタイミングでしたのでこちらも実施。結果は「鬱状態のため病院受診を勧める」というもので。こういったセルフチェックでも早め早めに病院受診をする動機付けになります。職場上長の理解もありましたね。これはすごく重要なこと。また別の機会に紹介します。

 さて、1時間の問診票でのスクリーニングを受けて、いざ診察へ。先生からの問診が始まります。10~20分程度でしょうか、かなり丁寧に問診を受けました。途中で、タブレット端末を使っての簡単なゲームもしたりして。これは頭の判断力を試すゲームだった模様です。こういったステップを踏まえて出た診断結果は「中程度以上の鬱病」でした。

 では、続きはまた次回にて。

 byよそふる