メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

志を立てよう。志を立てれば、事はもはや半ばは達せられたといってよい。

志あるところ、老いも若きも道は必ずひらけるのである。

道がない、道がひらけぬというのは、その志になお弱きものがあったからではなかろうか。

大事なことは、みずからの志である。みずからの態度である。

志を立てよう。自分のためにも、他人のためにも、そしておたがいの国、日本のためにも。

   出典:「道をひらく」松下幸之助著 PHP文庫

 

 

「志」・・・この一文字は人生を生きる上で極めて重たい言葉と感じます。

士の心と書いて「志」となります。

武士道精神が当然のように社会に根付いていた頃は、おそらくいずれの日本人も「志」とは何たるかが自然と分かっていたのではないかと思います。

今の時代、「志を立てよ」と言われても、実はそのやり方が分からない。「志」とは自分自身が成し遂げたい何かしらの目標を差すのでしょうか? 少し違うような気もします。

しかしながら何も考えずになんとなく事を成そうとするには、その事に対して思い入れがあるわけでもなく、壁にぶつかればすぐに放り出してしまうでしょう。

そのように考えれば、何かを成そうとするときに自分なりに目的意識を持つだけでも、少しは「志」たるものに近づくかもしれない。

上述した出典にあるように、「志があれば、老いも若きも道がひらける」とあります。

まだまだ人生折り返し地点。「志」の意味合いが分かるようになれば、少しはこの先の人生もさらに拓けるような気がします。

 

 

漢字一文字

意味ふかし

老いも若きも

道はひらかん