メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

ワンピース 98巻

久々の投稿です。

今回は漫画ネタになります。読書が好きなのですが、原点は漫画からです。今日は国民的人気漫画「ワンピース」なお話です。

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探求心をくすぐるワンピース(写真はイメージ)

 

 2月4日、週刊少年ジャンプで連載中の漫画「ワンピース」の最新刊第98巻が発売されました。私は1巻から揃えてまして、今回もしっかり購入いたしました。漫画「ワンピース」は熊本出身の鬼才・尾田栄一郎氏が描く少年冒険物語。連載開始は1997年からと実に24年目に突入。息が長~~~い!

  私は、原作&単行本派なので、少年ジャンプを毎週購入して愛読しており、かつ単行本でまとめ読みするタイプです。一時期、中だるみすることもありましたが、なんやかんやと読み続けており、完全にライフワークになっていますね。

 日本国内だけでなく、全世界でも人気があり、単行本の売上発行部数は驚きの4億8000万部!! 同じロングセラーで有名な「ゴルゴ13」は現在199巻(これも凄い)で2億8000万部となっています。「ゴルゴ13」も尋常な数字ではないのですが、巻数が倍違う(199巻と98巻)ことを考えれば「ワンピース」の凄まじさをひしひしと感じます。改めて凄い作品ですね。

 また、単行本だけでなく、テレビアニメや映画・DVD・小説など考えられるメディアにはほとんど展開されています。主人公のルフィだけでなく、わき役キャラも誰もがキャラ立ちしているので、それぞれでサイドストーリーを描かれるのも魅力の一つです。

  「ワンピース」が人気を集める理由は色々あると思いますが、一言で言えば、人間の探求心をくすぐっているところでしょうか。少年ジャンプで連載ってのがポイントだと思います。少年少女の「知りたい・知りたい」という純粋で無垢な探求心を常に貫いています。自分自身もいい年したおじさんになっていますが、そんなおじさんがこの作品を読むときは純粋な少年の心に戻れるってところが溜まらないですね。本能的に作品の魅力に入っていく感じがします。

 もちろん、魅力だけでは長続きしません。読まれなければ、売れなければ、作品を描き続けたくても続けることはできません。少年ジャンプを発行している集英社はなかなかその点ドライだと思います。毎週のように連載中作品の人気度調査的なモノを取り、その人気順で作品の掲載順が変わります。人気がなくなれば、道半ばでもボツ。過去に「面白そうだな~~」と思っていた作品で、途中で消えていった作品は数知れず。商売である以上、仕方がないことです。非営利であれば同人誌や趣味で描くしかない。次から次へと新進気鋭の漫画家が出てくるわけですし。厳しい世界だと思います。

 では、「ワンピース」が何故、長続きしたか? それはこの作品に対する大きなコンセプト・骨子設定が連載当初から確固たるものだったからではないかと思料します。ついつい目の前の展開に目が行きがちなのですが、単行本を1巻からずっと読んでいると、作品自身のコンセプトが全くブレていない感じがします。また時代に合わせようともしない。いや、寧ろ時代がついてきている感も??

 単行本が第98巻となり大台の100巻も目の前。ストーリーも今年に入って第1000話を超えました。物語も大きな佳境を迎えていて、まだまだ目が離せません。今年で24年目ですが、私の読みでは30年まで行くのではないかと見ております。24年休み無しで描き続けるとはどれだけのバイタリティなのでしょう。尾田栄一郎氏にはくれぐれもお身体に気を付けていただき、氏が描かれたい作品を是非とも完成させていただきたいと思います。

 今日は漫画ネタでわちゃわちゃと書いてしまいました。また別の機会に私が夢中になった漫画など紹介していきたいと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。