メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

ポジティブシンキング

1月4日の仕事始めから、あっという間に1週間。今年は週末だけブログ更新していたペースを、平日に1日以上やりたいなと思っていたのですが、この1週間はダメでしたね。ま、余り肩に力を入れず週末更新はきっちり行なっていければ、それはそれで良いかなと思います。

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楽観と悲観は背中合わせ

自分で言うのもなんですが、結構、楽観主義だと思います。物事を考えるとき、楽観的に考えるか、悲観的に考えるか、それはケースに応じて使い分けることありますが、基本的には楽観的な思考にどうも偏っていく傾向があります。英語で言うと、ポジティブシンキング(positive thinking)ですね。

ポジティブシンキング、、、なんかいい響きですね。直訳すれば「前向きで積極的な考え方」となります。人生生きていれば、良いことも悪いこともたくさんあります。何もかも自分の思い通りになる方がおかしいので、どちらかと言えば思い通りにならない=今ひとつ良くならないことが多いと思います。私もそうです。そういった出来事に直面したときに、頭の中を良い方向に切り替えて未来のイメージを前向きにとらえるといったことがポジティブシンキングのやり方と言えます。

「人間万時塞翁が馬」ということわざがあります。幾つかの解釈があるようですが、「世の中に起きる悪いことも良いことも予期できず、それに振り回されてはならない」といったことを意味します。生きている上で起こる様々な出来事には良いことも悪いこともあります。いちいちその出来事に振り回されるのもしんどいものです。であれば、良いことが起これば素直に喜べば良いし、悪いことがあれば次には良いことがあると気楽に思うくらいで丁度よいかもしれません。

何事も悲観的に悪く考えてしまうと、そこに輪をかけてよろしくないモノ(運気など)も自分に呼び寄せてしまいます。人様の悪口や毒舌もできれば控えた方が良いと思います。なんにせよ、そういった陰気に相当するような行為は、回りまわってさらに自分を落としてしまうことになりかねません。しんどいかも知れませんが、できるだけ前向きに、良いように物事をとらえる力は常に身につけておきたいものですね。

ポジティブシンキングを癖づけておりますと、それは自然と表情も明るくなっていきます。結局、心の持ち方ひとつなんでしょうね。表情って笑顔などの顔だけでもないのですよ。笑声(えごえ)と言って声が明るくなるということもあります。明るい声で話しかけてもらえたら、聴いている側も自然と明るくなりますし。ポジティブな発信というのは身体全体で表現できるのだと思います。

「リスクマネジメント」という概念があります。様々に生じるリスクに対して、いかに対処し、その影響度を最小限にとどめるかという管理プロセスのことです。リスクマネジメントのポイントは「最悪を想定して最善を尽くす」です。どのような物事に対しても最悪のことを想定して、それなりの対処を講じておけば、いざ事が起きたときでも余裕をもって対処できます。そういった準備を前もって行うということが、物事をポジティブにとらえる力に変わっていきます。

ここで面白いと思うのは「最悪を想定する」ということです。実はここには物事を悲観的にとらえる力が必要なんですよね。悲観的に想像することで最悪がイメージでき、その対処策を打つことでどうすればよいかイメージすることで安心につながり、楽観視できるということです。つまり、ポジティブシンキングにはネガティブシンキングが表裏一体で常に不可欠なのです。言い方変えれば誰でも出来るということです。だって、基本、どちらかの性分の方がほとんどですので。

ポジティブシンキング。心を豊かにするために是非身に着けたい思考です。これからも磨いていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。