メンヘルと闘うリーマン四方山話

こんにちは。よそふると申します。当ブログへようこそ。社会人になって数度のメンタルダウンを経験。その経験談をよもやま風に語りながらこの社会をしたたかに生き抜くヒントを見つければと思います。

従業員支援プログラム

春陽の 光が跳ねる 水面かな 最近、体力作りもかねて一日一万歩以上歩こうと徒歩で街中を散策することが多いです。通勤路の片道などを歩いて帰ったりしています。途中、何となく良いなと思った風景を写メしています。ついでに素人ながらに拙句も詠んでみたり…

仕事のストレス判定図

ストレスチェックというものがあります。これは労働安全衛生法という法律で決められている検査制度であり、常時50人以上の労働者を使用している事業場の労働者に対し、1年以内ごとに1回、必ず定期的に実施しなければなりません。事業場というのがポイン…

資格試験

昨日4月18日は春の情報処理技術者試験(情報処理推進機構主催)でした。50代というこの年齢になってから何かしら勉強欲も出てきて、50の手習いみたいなものですが、この試験をチャレンジしてきました。もっと若い時にこの手の資格試験はチャレンジし…

周囲の気遣い

自分自身がメンタルヘルスになり、病気療養を経て復帰してから感じること。それは周囲からの接し方です。周囲に見える形で長期療養に入ったことで、細かい事情を知らなくても大抵の状況は大なり小なり周囲の方は察しています。それだけに復帰してからの周囲…

2-6-2の法則

組織論を語る上で「2-6-2の法則」というものがあります。これは組織への貢献度人数の割合を示すもので、貢献度の高い人が2割、並の人が6割、低い人が2割ということだそうです。この法則はアリやハチなどの集団からも実証されていて、かなり信ぴょう…

職場復帰へのハードルを下げる

長期の病気療養から復帰に向かうまで。さすがに長期間、数ヵ月も休んでしまうと、ある程度体調が回復したとは言え、精神的に職場に戻るには緊張することが容易に想像つきます。この精神的なハードルを下げるために私自身で心掛けたことがあります。それは、…

職場復帰までの葛藤

私のブログは、私自身のメンタルダウンしてからの療養状況や復帰への道筋、復帰後の営みなど実体験に基づいて綴っています。その体験談の合間にメンタルヘルスに関する知識や日々思うことを綴るというスタンスです。 実体験の紹介については、できればリアル…

HALT

今日、ツイッターで流れてきたタイムラインで「HALT」という言葉を見つけました。HALTという英単語もありまして、単語そのものの意味は「停止・休息」等を意味するようです。ただ、ここで使うHALTは依存症にかかわる言葉で、Hungry(空腹…

プレゼンティーズム

昨今、健康経営という考え方が重要な経営戦略として注目されています。健康経営とは、「従業員の健康保持・増進の取り組みが、将来的に収益性等を高める投資であるとの考えの下、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践すること」と定義されています。…

就業制限

従業員がメンタル不調となったとき、会社は産業医面談等を通じて産業医からによる面接指導を受けます。メンタル不調になった従業員に対してではなく、雇用している会社に対しての指導です。法令上、必ずしも指導内容をすべて守らねばならないとまではなって…

うつ病の再発率

病気療養でしっかり心身ともに回復し、主治医や産業医からの許可もおり、いよいよ職場復帰となってもそれで終わりではありません。むしろ、そこがスタートとなります。 「再発」 メンタルヘルス、特にうつ病ではこの再発を気を付ける必要があります。うつ病…

遮断力

今日、とある方のツイートで「遮断力」というキーワードを見かけました。メンタルヘルスで悩むときは往々にして何からのストレッサーとなるものが目や耳や肌など人間の五感の何かしらを伝わって、脳がストレスと認知して様々なストレス反応を引き出します。…

仮面だったかも

前回のブログで仮面うつ病について綴ってみました。綴りながら思ったことは、今回、私が罹ったメンヘルは精神科で受診した結果、うつ病と診断されたわけですが、実際は仮面うつ病も併発していたかもしれません。 仮面うつ病は、うつ病のメンタル的な疾患症状…

仮面うつ病

メンタルヘルスの中でも代表的な疾患であるうつ病。その発症率は人口の1~3%とみられ、また一生のうち一度以上うつ病にかかったことのある人は7%前後と決してまれな疾病ではないそうです。うつ病は心の風邪とも言われますが、誰しもがかかりやすいとい…

カウンセリングとメンヘル

3回ほど続けてツイッターをもとにSNSとメンヘルの関わりについて綴ってしまいましたので、今日は別のテーマにしてみます。カウンセリング。うつ病などのメンタルヘルスの治療として大きな主軸となるものは療養と投薬ですが、それ以外にも様々な手法があ…

ツイッターの可能性

前回、前々回とツイッターを題材にメンヘル時のSNS利用のどちらかと言えばデメリット、懸念点を綴ってきました。今度はメリットと言いますか、私なりに考える可能性を綴ってみたいと思います。私の実体験から得た考えです。 ツイッターの可能性。ツイッタ…

ツイッターは適度な距離感で

前回のブログでメンヘル時でのツイッター利用について少し綴ってみました。今回もその続きとなります。メンヘルになってあんまりやる気がでないとき、でも何かしようかなと思ったときはタイムラインで自分に関心のあるツイートをただ読むだけ、つまりROM…

SNSとメンヘル

正直なところ、療養期間中は時間を持て余すことも多々あります。もちろん、うつ病の症状が重たいときは決して無理する必要はありません。何もせず布団の中でボーーーーっとしましょう。何もしないこと、頭の中を休めること、空っぽにすることが療養ですから…

投薬治療

メンタルヘルスの治療は、休養と投薬です。病気療養として数ヵ月間の療養期間を使うわけですが、ただ休養しているからといって回復がすぐに期待できるものではありません。そこで薬の力を借りるわけですね。今日は私自身が使用している薬の紹介も含めて、メ…

自意識過剰

長期療養となり職場不在の期間が長くなった中で、ふと気づいたことがあります。そもそもメンヘルで不調となったにも関わらず、無理をして出社し仕事を続ける。頭の片隅では投薬を受けながらでも、仕事を続けながら体調を回復したい、という思いが少なからず…

良い呼吸で良い睡眠

睡眠。メンタルヘルスにかかわる中で、この睡眠は特に重要な意味合いがあります。睡眠をしっかりとることは身体を休めること、オフにすること。十分に身体を休めることで心身が活力を取り戻し、健康な状態を維持していくことができます。言い方を変えると良…

彼岸参り

今日は春分の日。春の彼岸ですね。ちょっくら実家に帰省しており、ブログが少し空いてしまいました。しっかりお墓参り・先祖供養もしてまいりました。久々に戻る実家、そして田舎の風景は特に変わらず、そこだけ時間が停滞しているようにも思えます。それな…

猫か、仕事か

自宅で猫を飼っています。猫というのは本当に不思議な生き物で、つかずはなれずのマイペースを見事なまでに体現している動物ですね。飼い主に媚び過ぎない程度に甘えて、でも人間から寄っていくと逆に距離を置く。自分自身のテリトリーがあり、そこを邪魔さ…

退職という手段を考える

これまでメンタルダウンから療養を経て職場復帰という流れで、当ブログでは綴ってきたのですが、あえてこれまで触れなかったテーマがあります。そう『退職』です。そもそもメンヘルとなった大きなストレッサーが自分の勤務先にあるのであれば、ストレッサー…

現職復帰が原則

療養から明けて職場復帰が具体化していく中で、元の職場に復帰するこが是でしょうか?否でしょうか?一般的には配置転換や異動といった職場を変更する手段は、それそのものが相応のストレッサーとなりえるため、当人のメンタル面がかなり安定してから実施し…

リハビリ外出

前回のブログでは、療養期間から復帰に向けた準備として試し出勤というリハビリテーションがあるということを綴りました。模擬出勤→通勤訓練→試し出勤という流れです。試し出勤の段階まで行けば、実際の職場まで出勤して短時間勤務など負荷をコントロールし…

試し出勤

療養生活も順調に進み復帰が見えてきたころ、具体的にどのような準備をしていけば良いのでしょうか?久しく何ヵ月も空けていたわけですから、いざ復帰となると自分の想像以上に緊張もあり、ストレスも強くなるかもしれません。気持ちははやりますが、良い加…

ベーシックインカム

前回に続いて政治ネタに絡めたメンヘルです。メンタルダウンとなり長期で病気療養となったとき、以前のブログでも綴りましたが先立つもの、すなわち収入面での心配が少しでも無いようにすることが肝心です。生活していくための収入が途絶えることは大きな不…

政治とメンタルヘルス

今回は政治がらみの話です。「NHKから国民を守る党」あの『NHKをぶっ壊す』のフレーズで一躍有名になった立花隆志さんが党首をされている国政政党です。何回か党名を変えられているので、現在の正式名称がパッと出てこないのですが、略称は「NHK党」となられ…

同居家族

メンヘルに伴う療養生活を送るうえで同居家族は大きな存在となります。それは良くも悪くもという意味です。メンヘルでの苦しみや悩みは罹ったことのある人でないと、正直分からないものがあると思います。専門のカウンセラーなど共感力の長けた方であれば、…