2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧
前回のブログで「聞く力」について記事を綴りました。メンタルヘルスマネジメントにおいては、メンヘルになった方、なりかかっている方とのコミュニケーションをとても大切にします。ラポールという信頼関係を相談者と相談を受ける側が形成することが大きな…
先日のブログで「逃げるが勝ち」と題して記事を綴りました。ストレッサーの大きな要因となる人間関係。離れれるものなら離れてしまってストレスそのものを無くすに越したことはありません。とは言え、人間が一人だけで生きていけない以上は何らかの組織とか…
メンヘルの特徴的な心身症状として睡眠障害があります。私の場合、顕著に睡眠障害が現れました。なかなか寝付けない、眠りが浅い、夢見が悪い、途中で目が覚めたらもう眠れない、などです。これらの症状を改善するというか、対処療法として睡眠薬に力を借り…
療養期間が長くなると、当然のことながら職場との接点がほとんど皆無になります。そしてあまりにも皆無な期間が長すぎると、いざ復帰という段階になったとき、最初の一歩がなかなか踏み出せなくなるリスクがあります。これは、病気療養に限らず、リフレッシ…
前回に続いてタイトルがことわざになっています。「逃げるが勝ち」言葉のとおり、逃げた方が良いということです。辞典で意味を調べると「逃げるが勝ちとは、無駄な戦いや愚かな争いなら、避けて逃げるほうが、結局は勝利や利益を得られるということ」と記さ…
「憎まれっ子世にはばかる」結構、有名なことざわかと思います。人に憎まれるような人ほど世渡上手で、世間では出世したり成功したりする、厚かましい人は嫌われるけど長生きする、といった意味だそうです。古今東西、そういう方は結構数おられると思います…
前回のストレスコーピング記事の続きです。ストレスコーピングとはストレスに対する対処のこと。そのコーピングには、認知の修正・ストレッサーの除去・リラックス・エクササイズの4種類に分かれます。認知の修正は刺激をストレッサーに変化させないように…
スマホからもブログ投稿できるようはてなアプリを入れました。ちょっとお試しでスマホで撮影した写真も投稿してみます。 なるほどね。これは便利ですね。使い慣れている方にとっては至極当たり前かもですが、結構レガシーな部分がありましてね。これまでの投…
ストレスに対処することをストレスコーピングと言います。ストレスコーピングとは、ストレス反応をなくしたり減らしたりすることを目的とした一連の行動のことを言います。様々なストレッサーの発生がストレス反応を生み出します。ストレス反応にはいろいろ…
スマホが生活の中で必需品となり、持たれている方も沢山おられると思います。便利なツールで多種多様なアプリが用意されているので、スマホ一台あれば大抵のことはできると言っても過言ではないでしょう。私も自分自身のスマホを保有しており、大変活用して…
長らく療養し、心身ともに回復し元気が出てくると、復帰への意欲が出てきます。この意欲が自然発生で出てくることがとても良いことです。主治医からも産業医からも「焦らずに!」というアドバイスをもらいます。長期療養中の収入面での不安が解消されていて…
前回のブログで休暇・休職期間におけるサラリー収入について自分なりの思いを語りました。その中で、健康保険から支給される傷病手当金のことにも触れました。今回はこの傷病手当金についてもう少し深堀してみたいと思います。改めて知ったこともあるので、…
今回は休職期間中のサラリー収入について綴ってみます。メンヘルでの病気療養で休職を許可されたとは言え、肝心のサラリー収入がどうなるのかというのは大きな関心事になると思います。言い方を変えれば、収入がなくなり生活を続けることが困難になるため、…
療養開始当初はとにかく頭を休めること、身体を休めることに注力します。「ガッツリ休んでくださいね」主治医の先生がかけてくれた言葉です。仕事のことが頭一杯でメンヘルになったとき、ストレッサーは仕事に関係することであり、頭からひと時も離れること…
鬱病と診断されて投薬治療を開始してから結構な日数が経ちました。療養期間もしっかり取っている中で、投薬治療も併用しています。私の場合は処方されている薬は、抗うつ剤と睡眠導入剤の2種類です。抗うつ剤は1日1回夕食後、睡眠導入剤は寝付けないときの頓…
療養期間もしっかり取れて、薬の効果もあり頭の中が大分すっきりしてきたことで、身体の調子も上向きになってきました。しかし、油断は禁物。調子のよいとき、調子が今一つなときの波はそれなりにやってきます。気持ちの浮き沈みは平常時においてもそれなり…
メンヘルによる療養をしっかりと受けていくと、病状の程度にもよりますが、数か月で体調回復の兆しが表れ、復職を意識するようになります。復職にも大きく二つの考え方があります。一つは現在の勤務先に復職するパターン。もう一つは別の会社に転職するパタ…
自宅で猫を飼っています。生まれ育った環境が猫のいる生活環境だったので、昔から猫が好きです。というか慣れています。また、当時はご近所で犬を放し飼いにしているお家も相応数あって、近所のワンコとのふれあいも日常的にありました。ですので、ニャンコ…
職場のメンタルヘルスの研究では、色々な職業性のストレスモデルが提唱されています。その中で「職業性ストレスモデル」というものがあります。米国の労働安全衛生研究所という機関が提唱したモデルで、職業性のストレスモデルは、職業にともなう様々なスト…
療養期間が長くなると運動不足になります。そりゃそうです。基本、ずっと家にいるので。仕事勤めで日々外出していれば、通勤の往復だけでも結構な運動になりますものね。職場でもなんやかんやで歩き回っているし。歩数で言えば10000歩以上は歩いていた…
メンヘル闘病においても他の病気治療と同様に当然のことながら医療費がかかります。診察代、薬代が主な支出となります。ちょっとここで考え物なのが、風邪などの単発的な病気治療と異なり、メンヘル療養は長期化することが通常ですので、その分、病院や服薬…
病気療養に突入して日々を何となく送っています。紀貫之の徒然草を彷彿とさせるかのような。まさに徒然なるままにの心境で、できるだけ心を空っぽにしながら頭を休めていくことが重要です。 さて、平日も含めて日中帯から自宅にいるというのも考えものの面も…
ツイッターもやっています。今日流れてきたタイムラインで、フォローしている方のツイートより。 「どんなにメンタルが強い人でも長期的に精神的なダメージを受けると『心理障害』を受けます。家で暖かくして何もしない『おうち入院』という考え方をぜひ取り…
メンヘルを誘発するストレス要因で、職場のそれに起因するものは多いと思います。職場のストレス要因としては、➀仕事量の増加(長時間労働、過重労働など)、➁仕事の質の問題(高度の技術、責任の重い仕事など)、③地位・役割の変化(昇進、降格、配置転換な…
このブログは自分自身がメンヘルになったことを切っ掛けに、その療養状況や思いについてその日その日に思いつくままに語るブログです。ですので、ブログタイトルに「四方山(よもやま)話」と謳っている次第です。今回のメンヘルだけでなく、数年前にも何度…
ストレスという言葉は便利な言葉なのですが、実は学問的にはっきりとした明確な定義づけはされていないそうです。ストレス研究の領域では、個人にとって負担となる出来事や要求などを「ストレッサー」、そのストレッサーから引き起こされた不安や怒りなどの…
療養生活が進み、薬の効果も表れ、意欲が増進してくること。とても良い兆候です。そして、それはある程度既定路線でもあります。薬の効果は種類に程度の差はあれ、折り合いがつけば数日後から徐々に効果が出てきます。疲れていた脳の働きが本来の動きを少し…
療養生活に本格的に入り、しばらくは何もせず自宅でじっとしながらの生活を続けていくと、徐々に頭と体力が回復してきます。そして少しでも意欲が出てきたら、自然体でその欲に従っていきます。「何かしたい」「あれを食べたい」なんでもよいです。元々、人…